銀行員の残業の実態を暴露しようと思う

最近は”ブラック企業”という言葉が一般化してきて「サービス残業は当たり前!」なんて会社が、世の中に数多く存在している事が浮き彫りになってきています。

銀行では、職種や時期によって、時間外労働の多い、少ないは変わってきますが、基本的には残業代はきちんと支払われ、サービス残業は行ってはいけない決まりになっています。

しかし、現場にいる銀行員で現状に満足している人はごくごく少数しかいません。

いかにも銀行員らしい方法で、上手いこと残業時間を誤魔化している、銀行員の残業の実態を暴露しようと思います。

銀行員の残業の実態を完全暴露

残業時間や残業が多い時期について

銀行員の残業時間は全員1日1時間とか決められている訳ではなく、それこそ本当に人によって様々です。

一般職のお局女性は、仕事が終わっていなくても、ほぼ毎日定時に帰る人もいますし、毎日1時間半くらいの残業の人もいれば、3時間くらい残業する人もいますね。

全体でみると、一般職よりも総合職の方が残業時間は多い傾向にあり、総合職の中でも個人営業をしている課は女性比率が高く、特にお子さんが小さかったりすると、早めに帰る人が多い傾向にあります。

また、忙しい時期は必然的に残業が多くなるので、月初、月末はもちろん、9月や3月など「期末」と言われる月は、全体的に残業が増えるのです。

残業が多いのは支店?本部?

銀行内では、支店よりも本部の方が残業が多い傾向にあります。

ただ、それは単純に業務量が多くて忙しいというのが原因ではありません。

一般的に支店の方が残業が少ない理由は、銀行の各支店は、大きなビルのフロアを借りてテナントとして入っているケースがほとんどですが、そのビル自体の営業終了時間が設定されているので、退行時間が決まっているのです。

例えば、私が勤めていた”支店”では「基本的には夜8時までに退行しましょう」という決まりになっていましたが、どうしても業務が終わらない時には、もう少しだけ残業することが許されていました。

ですが、21時にはビル自体が施錠されてしまうので必ず出なくてはなりません。

一方、本部になると多くの銀行は自社ビルになるので「この時間までに出なくてはいけない」という制限がないので、自動的にいつまでもダラダラと残れてしまう訳ですね。

年次によって残業時間は違ってくるのか?

残業時間は年次によって大きく変わることはありません。

やるべき仕事がある人間は、時間外を使って仕事を片付けます。

ただ、新入行員はどれだけ残業しても大した戦力にはなれないので、新人はほとんど定時で退行しますが、半年も経てば一人前扱いになるので、年次によって大きく違うことはありません。

10年、15年前だと、「先輩が残業しているのに先には帰れない」的な雰囲気もあったみたいですが、最近では「時間外労働も減らすように!」と、かなり口うるさく言われているので、自分の仕事が終わって周りの仕事も特に手伝えることがなければ、年次に関係なく退行できます。

銀行が残業時間を厳しく取り締まる理由は?

当たり前の話になりますが、銀行に限らず、サービス残業はしてはいけない決まりになっています。

最近は特に金融庁の監査も厳しくなってきていて、その辺のルールはきちんと守らなくてはいけなくなっています。

銀行員はパソコンで勤務時間を管理していますが、本当は残業をしているのに早く帰ったことにするなど「嘘の申告をしていないか?」行内を映しているビデオカメラまで確認することもあるのです。

また、大手の銀行や地域に密着した銀行になるほど、世間からの評判(イメージ)というのも大切です。

誰かが労働基準局に告発して、サービス残業が横行している実態が公になったら、銀行のイメージダウンにも繋がってしまいますからね。

そういった内部告発によるイメージダウンを防ぐためにも、厳しく取り締まっているのです。

パソコンとビデオ確認をかいくぐって残業する銀行員

最近では、時間外労働時間の削減も、クレジットカードの獲得件数などと同じように、個人個人に「目標」が割り当てられ目標に向かって努力をさせられます。

この「目標」とは、名ばかりの「ノルマ」なので、時間外労働時間は与えられた残業時間内に必ず収めなくてはなりません。

それを達成できるかどうかも自分の評価に繋がりますが、与えられた時間に時間外労働時間を抑えるのは、どう考えても無理な話なので、ここで全員が少しずつ残業時間を誤魔化すようになります。

銀行員は自分が使っているパソコンにログインしている時間が記録されており、パソコンにログインしている時間は、必ず勤務時間として申告しなくてはなりません。

ですから、朝早く行ってパソコンの電源を付けずに仕事をしたり、夕方以降はパソコンからログアウトして、パソコンを使わずに済む事務作業を行ったりして仕事をするようになるのです。

しかし、この方法だと、ビデオ確認されてしまうと完全にアウトになるので、また別の方法も考え出します。

パソコンはログインしたままにして業務を行い、勤務時間を入力する時に、備考欄に「18時から19時は自学自習の為、残業」と記載するのです。

こうすれば「残業していたのは勉強の為で決して働いていた訳ではありません」と言い訳が出来るようになるのです。

この方法は上司も黙認しているのが現状で、何ともズル賢い方法を思いつくのが銀行員らしくて笑ってしまいます。

ノー残業デー(早帰り日)について

銀行側からすれば、行員の残業時間が減れば、ある意味”経費削減”になるので、メリハリをつけて働いてもらおうとしています。

ここ数年では、毎週水曜日が「ノー残業デー(早帰り日)」に設定され、18時までに退行するように呼びかけられているところが多いようです。

ただ、このノー残業デーは一見良さそうな感じに見られるのですが、18時までに業務を終わらせようとすると、結果的に、その日は朝早く出勤しなくてはならなかったり、お昼の休憩時間を削らなくてはならなかったりと、確かに早く帰りたい気持ちは山々ですが、急いで仕事を進めることでミスも増えるので、ノー残業デー(早帰り日)は、歓迎すべきなのか?そうでないのか?正直言って微妙なところです。

 

基本的に銀行はサービス残業は無いとされていますが、実際はPCの電源をつけずに仕事をしたり、嘘の報告を書いて、誰かに言われるでもなく、自ら時間外労働をしているのが現状です。

日本の企業自体、残業しないと成り立たない仕事をさせているという事こそ異常ですが、現場にいる行員は全員がやっているので、これが異常だと気が付いていないんですよね。

この記事を見た方だけにでも、何か1つだけでも気付きがあれば幸いです。

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