銀行員の年収・給料

銀行員の給料は、他の職業と比べても結構良いと聞きますが、実際はどのくらいの年収を貰っているんでしょうか?

実際に働いていると、確かに少し上の年代の上司は、かなり給料も良さそうでしたが、それこそまだ入行したての20代の銀行員なら、給料が高い人なんてほとんどいません。

そこで、銀行員の年収や、毎月の給料はいくら位なのか?について調べてみました。

銀行員の年収、給料の平均は?

銀行と言っても都市銀行、地方銀行など色々ありますし、銀行内には総合職や一般職など、様々な雇用体系の人がいます。

「銀行員」とひとくくりにされても、勤め先や雇用体系によって、貰えるお給料も変わってくるので、当てはまらないケースもあるかもしれませんが、銀行業界全体の平均年収は600万円程になります。

全ての職業の平均年収が400万円程なので、600万円という数字だけ見ると、銀行員は200万円以上、高い給料を貰っていることになるのです。

銀行は景気の影響を受けやすいので、リーマンショック後に給料が落ちたところもありますが、その後は横ばいから、やや上昇傾向にあります。

正直なところ、10年、15年前に比べればかなり給与も落ちていますが、全職業の平均年収から見れば銀行員の給料は高いので、給料だけで考えれば、他の仕事に転職するよりも銀行員として働いていた方が良いと考えているのが今の銀行員の考えですかね。

 

平均年収というのはあくまで”平均”

ただ、平均年収なんてあくまで平均でしかなく、他の行員が800万円、1000万円貰っていても、自分自身の給与が少なかったら、年収1000万円と聞いても何の意味もありません。

実際、「銀行で働いているけど、そんなに給料貰ってない!!」「年収も300万円に満たない!」という人も多いです。

実際、私が退職した時の年収は、約350万円だったので、全職業の平均よりも50万円ほど低い給料で働いていたことになります。

銀行員の平均年収は600万なのに、どうしてこのような開きが出てくるのでしょう?

それには色々な理由がありますが、まだ20代で役職にもついていなければ、給料は正直低いということもありますし、都市銀行や地方銀行など、勤め先によっても変わってくるのです。

また、銀行内でも、ごく一部のエリート行員が、その‘平均’を押し上げていることも事実です。

ですから、友達から「お前銀行で働いてるんだってな。給料いいんだから、何か奢ってくれよ」と言われても、工場勤めの友達の方が給料を貰っていることも少なくないのです。

 

給料が高くなるのは30代後半から!?

20代で役職もついていない銀行員は、それほど給与なんて貰っておらず、給料がグンと上がってくるのは、大体30代後半から40代にかけてと言われています。

(当り前ですが、一般職の女性よりも”総合職”の男性の方が高給取りは多いですね)

特に、40代にもなれば、メガバンクなら年収1000万以上も見えてくるので、言ってしまえば、”我慢して辞めなければ、年収は上がりやすい”のです。

大手の銀行は給料も高い傾向にあるので、全銀行の平均年収は600万円程でも、大きいところになれば、平均で800万円近くの収入があるとも言われています。

だから、銀行員というのはある意味「我慢して続けたもの勝ち」なところもあるんですよね。

だから、今から転職しようと思ってる人は、後々「辞めなければよかった」と後悔しないように、よく考えてから行動してください。

 

銀行員の生涯賃金のカラクリ【出向と定年退職】

このようにお金の面だけ見ると、良いところばかりが目立つので、辞めない方が良いように思えますが、実は少しカラクリがあります。

銀行員の特徴として関連会社への”出向”がありますが、ここで大きく給料を落とす人が、非常に多いのです。

「出向して収入が半分になった」という人もいますし、55歳で定年退職に設定している銀行もあるので、生涯で稼ぐ金額でみたら、他の職業と比べてもそんなに多くない、というようなケースも出てくるのです。

「出向なんて、ドラマの中の話じゃないの?」と思う人もいるかもしれませんが、全くそんなことはありません。

1つの支店には、毎年8~10人くらいの新入行員が入ってきますが、その支店の支店長には1人だけしかなれません。

つまり、同期のうち、8~10人に1人の割合でしか、支店長にまで出世することは出来ないのです。

じゃあ、残りの人達はどうなるのか?と言うと、途中で退職して他の企業に転職するか?文句を言いながらも我慢して続けるか?の2択です。

ただ、どんなに我慢して働き続けれたとしても、結局は「出向」という運命を歩むことになります。

確かに、我慢して働き続けることができれば、銀行員というのは変な企業よりもうんと安定していますし、将来的に考えても、まずまずの仕事だとは思いますが、40代、50代で出向して、ガクンと年収が落ちる可能性もあるし、慣れ親しんだ銀行を離れ、他の企業へ出向するので、神経が疲弊するケースもあり、100%安定しているとは言えないと個人的には感じています。

当たり前ですが、大きく稼げるのはごく一部の人間だけなので、そう考えると銀行員の年収は果たして高いと言えるのかどうかは疑問が残ります。

「メガバンクで働く銀行マンは20代後半で年収1000万も!」と聞けば、若い人なら誰だってその可能性に挑戦しようと思ってしまいがちですが、現実は平均で継続して働いている年数は15年以下です。

つまり、銀行員という職業は、ほとんどの人が定年まで続けられていない仕事でもあるのです。

これからもっと給料が高くなるかもという期待に踊らされず、本当にあなたに合った仕事を見つける事が本当は大切なのかもしれません。

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