銀行のパートを辞めたい女性が後を絶たないワケ

銀行の仕事の大部分は「パート社員が支えている」と言っても過言ではなく、銀行の事務を担当している課の半分が、パート社員だという支店も珍しくはないですからね。

しかし、銀行のパートで働く女性は、正社員同様にハードな仕事を強いられ、非正規なのにノルマがあったり、自宅でも勉強をしなくてはならなかったりと、辛い思いをしながら働いているので、辞めたいと思いながら毎日仕事をしている現状があります。

どのような理由で退職を考えるのか?

銀行のパートとして働く女性の厳しい現実を紹介します。

銀行のパートを辞めたい理由

時給に対して任される仕事が割に合わない

銀行のパート業務は、一般的なスーパーのレジ打ちや、工場の軽作業のパートの仕事とは異なります。

もちろん、どんな仕事でもミスは許されませんが、銀行業務での仕事は、正社員ではないパートも、大きな責任・お客さまの信頼を背負って仕事をしているのです。

パートだろうが、正社員だろうが、一人のミスが銀行全体の信用問題に成りかねないので、もの凄いプレッシャーの中で仕事をしています。

パートに任される仕事内容は、特に正社員と差別化されている訳ではないので、行員もパートも基本的には同じ仕事をします。

それにも関わらず、給与は時給制で基本的にはボーナスもありませんし、他の一般的なパートと比べて、特別に時給が高いという訳でもないのです。

赤青緑(UFJ、みずほ、三井住友)のパートの時給(※参考値)

・三菱東京UFJ銀行
・・「後方事務 時給 960円~1,060円」「ローン関係窓口業務・後方事務 時給 1,620円」

・みずほ銀行
・・「首都圏1,240円~1,480円」「近畿・東海1,180円~1,280円」

・三井住友銀行
・・「事務機器操作・記帳等、営業店内部事務 1,000円~1,080円」

※地域・配属店・業務内容により時給は異なるので、あくまで参考値として考えてください。

事務職の派遣求人でも時給1400円くらいありますが、メガバンクに勤めて後方事務として働くパートは、時給1000円前後くらいしか貰えていないので、「こんな給料じゃ割に合わない」と不満を漏らすパート社員が大勢いるのです。

モニター制度による評価の責任感とプレッシャー

上記でも紹介したように、銀行内においては、正社員もパートも、ほぼ同じ仕事をこなします。

特に銀行のロビーに立っているパートの案内係は、正社員と同じように評価され、嫌な思いをしています。

銀行には「モニター制度」というものがあり、定期的に、お客さまを装った覆面モニターが来店し、各支店の接客態度を評価します。

このモニター制度では、支店の顔とも言えるロビー案内係の立ち振る舞いや、言葉遣い等に重点を置いて評価され、点数化されます。

実はこの点数で、支店の「顧客対応力」が評価され、正社員のボーナスにも響きます。

パートとして働いている女性の中には、このモニター制度の責任が重すぎて、銀行を辞めたいと考えている人も大勢いるのです。

パートなのにノルマを課せられて辛い

銀行のパート業務は、後方事務をイメージする人が大半だと思いますが、パートに任される仕事はそれだけではありません。

事務として採用されても、窓口に配置された場合は、来店するお客さまに対して、クレジットカードやカードローン、ネットバンキング等をセールスしなくてはならないのです。

パートなのにノルマを抱え、達成できなさそうな場合は電話をかけてセールスをしなければならず、辛いと口にするパート社員は大勢いるのです。

銀行員のきついノルマ事情

行内ルールの変更や法改正時はパートもテストを受けなくてはならない

銀行は行内の手続きや法律に則って事務を行っているので、行内ルールが変更になったり、法律の改正があると、その都度新しい知識を覚えなくてはなりません。

それは行員だけでなく、パート社員ももちろん該当し、法律改正時にはテストも行われるので、自宅に帰ってからテスト勉強をしなくてはならない事があります。

おそらく他の普通のパートならこんな事あまりないと思いますが、金融機関の場合は細かいルールが多いので、覚えなくてはならないことが膨大にあります。

「パートとして働いているだけなのに、そこまでしなくちゃいけないの!?」と、ストレスに感じる女性も非常に多いのです。

銀行のパートは残業をして当り前の風習がある

銀行は毎月10日や、25日、月末は行内の至る所に殺気を感じるほど忙しくなります。

事務を担当している課では、とにかく「ミスを出さないように!」と皆が必死に仕事をしているので、行員も時間が経つのを忘れがちです。

パート社員も、自分の仕事が終わっていなかったり、自分たち以上に忙しそうにしている行員に対して「お先に失礼します」と言えるような状況ではありません。

パート社員は16時や16時半までの契約の人が多いですが、繁忙日には1時間以上残業する事になってしまう事も珍しくないのが現実です。

パートで働く女性の中には、小さなお子様の保育園の迎えの時間があったり、夕食の支度をしなくてはならない人が多いにも関わらず、残業がここまで常習化しているので、銀行を辞めて他の仕事をしようと考える人が増えるのです。

銀行員の残業の実態

女性同士の人間関係のトラブル

銀行のパートで働く女性は、人間関係に悩んで退職していくケースも非常に多いです。

女性ばかりが集まっていて、かつ小学生~中学生の子どもがいる人が特に多いので、子どものお受験もトラブルの原因になります。

「○○さんの娘さんは、●●中学校に合格したみたい」とか「●●中学校に行くなんて、相当お金あるのね」という会話がロッカーでは繰り広げられていますが、ロッカーでコソコソ話していると、たとえそれが悪口ではなかったとしても、何となく感じ悪く聞こえてしまいますよね。

そういった些細なきっかけで、段々と人間関係が悪化し、最終的に関係が修復困難な状態にまで陥り、それが原因で支店を異動したり、辞めていくパート社員は多いのです。

仕事内容だけでなく、人間関係まで悪条件になってしまうと、もう辞めざるを得ないのです。

銀行のパートにこだわり続ける必要はあるのか?

銀行のパートは、他の一般的なパートと比較できないくらいハードで、責任も重く、それにも関わらず時給が低いので、割に合わないとあなた自身も感じているんじゃないでしょうか?

上記に紹介した理由で、銀行のパートを退職したいと考えているなら、迷う必要はありません。

綺麗なオフィス、有名企業、立派なビルを構えるメガバンクで働くというのが目的なら、それでも構いませんが、待遇面や働きやすさなど、条件面で考えるなら、地銀やメガバンクのパートで働く必要は全くないんじゃないでしょうか。

↓↓↓総合ランキングページへ↓↓↓