元銀行員が考えるこれから伸びる業界6選
英オックスフォード大学のマイケル・オズボーン氏が、論文「未来の雇用」の中で、銀行員の仕事が今後10~20年の間に無くなる職業として発表した。

 

これは記憶に新しい人も多いのではないでしょうか?

私自身、銀行員の将来性に期待を持てずに退職をした身ですが、他にも近い将来消えてしまうだろう職業は多数あります。

「これから伸びる業界」「10年後も無くならない仕事」「食べるのに困らない業界」には、どんなものがあるのか?

企業の裏側を見てきた銀行勤務の経験から、いくつかおすすめの業界をご紹介させていただきます。

これから伸びる業界6選

IT業界(通信・アプリ、システム開発)

これから伸びる業界の大本命として考えているのがIT業界です。

今後、様々な職業が無くなると言われている理由には、ITの技術発展によりAI(人工知能)や、IoT(Internet of Things)が急速に進み、機械やロボットに仕事が奪われることも大きな原因の一つになっているからです。

ですが、IT業界そのものは、すぐに仕事を奪われる可能性は少ないと考えています。

これは、このままロボットの導入やIoTが進めば、開発部門はより人材の投入が強化されますし、ロボットの導入が進んでいけば「AIインストラクター」や「ロボットアドバイザー」という職業が生まれる可能性もあるからです。

これらは、AIが自ら学ぶような時代になった時、AI相手に物事を指導したり、新たにロボットを導入する企業に対し、正しい使い方や活用方法をアドバイスする仕事です。

銀行でも、ロビーに受付担当者としてロボット(ペッパー)が導入され始めていますが、素人には操作やコミュニケーションが難しい部分があり、実際、専門家にアドバイスも受けていました。

美容業界(エステサロン・化粧品)

計算や正確な事務処理はロボットの得意分野ですが、細かい技術や独創性を要する仕事も、10年後に人間の仕事として残る可能性が高いでしょう。

私が銀行員時代に担当していたエステサロンの経営者の方も「エステなどの技術は、人の手じゃないと一定の効果は表れない」と常に話していました。

その人の体形の特徴を捉えたり、肌の悩みを聞いたり、個別のニーズに合ったコースを提案するコンサルティング業務は、必ず人の手を要します。

美容師やヘアスタイリスト、メイクアップアーティストなどの職業は、単純な技術だけでなく個性も必要で、顧客の要望に答える必要があるので、すぐにはロボットには取って代わられないと言えます。

まさに手に職とはこの事ですね。

介護業界(介護職・介護用品・福祉用具)

超高齢化社会の進行に伴って、必然的に需要が高まるのが介護業界です。

現在は、職場環境や給与面の問題が取り立たされていますが、法整備が進み、改善が見込まれれば、介護業界に従事する人の割合も自然と増加します。

当然、この介護業界にもロボットが導入されるようになりますが、ロボットに介護されるのではなく、人間に介護されたいという需要がなくなる訳はありません。

低価格なロボットの介護が実現されたとしても、人間による介護は贅沢なサービスとして生き残ります。

これまでのように、ただ介護の知識や技能があるだけではなく、ロボットやAIにも精通した人材が介護業界にも求められることになりますが、これから先、若者が食っていける業界だと言えるでしょう。

医療業界(医薬品・医療機器・看護師・医療事務)

医療業界も介護と同様に高齢化が進む日本では、今後10年以上は右肩上がりの業界と言えます。

現在もテレビ電話の機能を使って医師に相談が出来るようなサービスが普及しているなど、医療業界にも今後はロボットが導入されていくと予想できますが、医療業界の顧客の大半は高齢者世代なので、IT・インターネットに頼ることは少なく、AIによる診療のニーズも限定的でしょう。

インターネットやスマートフォンを活用できる若者世代に限定すればロボットの導入も受け入れやすいのですが、機械に疎い高齢者にはハードルが少し高いですし、現在の医療業界の仕組みが大きく変わることは想定ないので、医療分野への転職を検討されるのも悪くはないでしょう。

一方で、グローバル化が進み、モノ・ヒトの移動がこれまで以上に広範囲に及ぶことにより、新たな感染症の拡大も懸念されますが、医療業界の活躍が求められる場は、まだまだ広がりを見せているので、転職先の候補として考えてみても良いんじゃないでしょうか。

教育業界(塾・予備校・学習教材)

少子化に伴い、学校や教師のニーズは、一見減少傾向のように見えますが、一点豪華主義と呼ばれるように、一人の子どもの教育に熱心になる親は増加傾向栄光にあります。

学校教育だけでなく、習い事のような学外の教育分野にも注目が集まっているのは、少子化だからこその傾向です。

他の業界のように、ロボットが子どもたちの先生を務めることは、現在では想像できず、当分は親からの需要もないでしょう。

ただ、学校でタブレット端末を用いた授業や、インターネットの授業は既に行われています。

今はまだ、先生の方がタブレット端末の扱いに慣れていないような部分もあり、普及は頭打ち状態ですが、今後、スマホ世代の先生が増えてくれば、学校の授業もタブレット端末を使って受講するのが当り前になります。

教育現場で使われる学習ソフトの需要も高まるでしょうし、教育産業はIT業界と関わりながら、これから先も伸びる業界だと言えます。

アニメ業界(クリエイター・映像、動画配信サービス)

世界を相手にしても、日本人が戦える業界は間違いなくアニメ業界です。

国内のアニメ市場規模は1兆円を越え、出版なども含んだ、より広いコンテンツ業界で見ると、その規模は約12兆円とも言われています。

12兆円となると、スーパーマーケットの市場規模と同程度なので、私たちの生活に欠かせないものと同等になっているのです。

Cool Japanに象徴されるように、日本アニメへの熱狂ぶりはとどまるところを知りません。

マンガ家やアニメクリエーターは、新しいキャラクターや物語を創造するのが職業で、そういった仕事をロボットに代替するのは難しいでしょう。

また、大企業のトップに外国人が就任しているように、グローバル化が進む中で日本人の仕事は外国人に奪われる傾向にありますが、アニメの世界において日本人であることは、それだけでアドバンテージになるのです。

アニメ業界は、ロボットにも外国人にも仕事を奪われる可能性が低く、10年先も日本人の仕事として残るでしょう。

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