三井住友海上や損保ジャパンの業績から損害保険会社への転職を考える

保険会社の一番の魅力は、需要がなくなるというリスクがゼロに等しいこと。

企業が新たな試みを始めたり、個人が新生活を始めたり、自動車を購入すると、自ずとリスクが発生します。

社会の仕組みや人々の生活の変化に伴って変化を続けることで、生き残っていけるのが保険業界なのです。

近年、買収合併等により再編が行われた損害保険業界の中でも注目の、三井住友海上と損保ジャパンへの転職について考えます。

三井住友海上と損保ジャパンを転職者目線で比較してみた

会社の業績

■三井住友海上

三井住友海上は、MS&ADインシュアランスグループホールディングスの傘下に置かれています。

毎年、収入保険料は増加しており、2016年末時点では1兆5071億円となっています。

■損保ジャパン

損保ジャパン日本興亜ホールディングスの国内損保事業を担っているのが、損保ジャパンです。

収入保険料はここ数年右肩上がりで、2016年末時点では2兆2184億円となっています。

強みは?

■三井住友海上

現在の損害保険の発祥とも言われている海上保険が、三井住友海上の強みの一つです。

船舶保険の国内マーケットではNO,1のシェアを誇ります。

海外では特にアジア圏に強く、今後も国内外でのシェア拡大とビジネスモデルの拡充を目指しています。

■損保ジャパン

損保ジャパンは、国内損保シェアのトップを占めています。

自動車保険を中心とした高い収益力が魅力で、名実ともに国内最大の損害保険会社だと言えます。

今後は海外部門での収益強化にも注目です。

雇用形態や転勤に関して

■三井住友海上

全域社員と地域社員、2つの雇用形態があります。

全域社員は、海外も含めて全国転勤の可能性があり、地域社員は転勤がありません。

転勤の頻度は、銀行員と同様で3~4年に一度。

■損保ジャパン

雇用形態は、総合系グローバル職員と総合系エリア職員の2種類があります。

前者は海外・全国転勤があり、後者は転居を伴う転勤が原則ありません。

転職の場合は、総合系エリア職員の募集はほぼなし。

総合系グローバル職員の転勤頻度は、4~5年と言われています。

仕事内容

■三井住友海上

主に、企業営業とリテール営業、マリン営業の3つに分かれます。

企業営業は、企業が抱えるリスクやビジネスモデルを捉え、最適な保険プランを提案していくもの。

リテール営業は全国各地の代理店の営業を支え、売上に貢献するもの。

マリン営業は、国内外の物流に関する保険商品を企業に提案するもの。

様々な仕事内容があります。

■損保ジャパン

転職後の最初の配属は営業部門。

代理店の営業サポートを行います。

部門は、一般企業部門、企業営業部門、自動車営業部門の3つ。

一般企業部門は、銀行窓口などの代理店のサポートを行う部門で、新商品の勉強会なども行います。

企業営業部門は、主に大手企業の経営上のリスクに備えた保険商品を提案するのが仕事です。

自動車営業部門は、自動車保険をお客さまに販売している自動車販売会社に対して、営業推進を行います。

ノルマ

■三井住友海上

ノルマが全くない訳ではない。

飛び込みなしや、ノルマなしの募集もある。

個人顧客への営業はほぼない。

■損保ジャパン

ノルマはなし、となっています。

ただもちろん、営業成績は求められます。

営業対象は主に、企業や銀行、自動車販売会社です。

社風や社内の雰囲気は?

■三井住友海上

金融機関に代表される、いわゆる体育会系。

銀行同様、トップダウンによる決定がほとんどです。

年功序列社会で、上司や先輩の言うことには基本的には従わなくてはなりません。

■損保ジャパン

女性の活躍にも力を入れており、女性管理職も全体の10%に上る。

女性の活用を含めた、職場のダイバーシティが重視されている。

社内の風通しは良く、お互いに助け合う風土が構築されている。

勤務体系や残業

■三井住友海上

基本的には週休二日制が守られている。

ただし平日はサービス残業があることも珍しくなく、繁忙期は休日出勤することも。

年に2回、5日間の連続休暇の取得が推奨されており、休みも取りやすい雰囲気。

■損保ジャパン

コンプライアンスやワークライフバランスが重視されているので、法外な残業はほぼなし。

ノー残業デーも設定されています。

在宅勤務制度の拡充も進めていて、次世代の働き方を追求できることも魅力。

給与や平均年収

■三井住友海上

三井住友海上単体での、給与の明確な数値は発表されていませんが、MS&ADインシュアランスグループホールディングスの年間平均給与は、約1146万円(出典:有価証券報告書)。

MS&ADインシュアランスグループホールディングスの従業員は全員、三井住友海上を含む子会社からの出向とのことなので、三井住友海上の給与水準の参考にはなります。

ただ、MS&ADインシュアランスグループホールディングスの平均年齢は47歳となっており、全体的に少々高め。

三井住友海上の給与水準は、これよりは下がると考えられます。

又、ボーナスは業界の中でも高水準で、年間5~6カ月分が支給されます。

ただ全域社員と地域社員は同じ仕事をしていても、全域社員の方が、給料が高いと不満も出ているのも現実。

■損保ジャパン

損保ジャパン単体での給与水準は公表されていませんが、損保ジャパン日本興亜ホールディングスの年間平均給与は1167万円(出典:有価証券報告書)となっています。

損保ジャパン日本興亜ホールディングスの平均年齢は43歳と高めなので、損保ジャパン単体としての給与水準はこれより若干下がると考えられます。

損保ジャパンは労働組合もきちんと組織されているので、毎回の賞与交渉も十分に行われていて、安定感もあります。

福利厚生は?

■三井住友海上

日本の大手企業らしく、基本的な福利厚生制度は充実。

リフレッシュ休暇等の連続休暇も取得が進んでいる。

財形貯蓄や住宅補助、独身寮も有り。

■損保ジャパン

社宅制度や、社員持株会制度など堅実な福利厚生制度が魅力。

提携宿泊施設の割引が受けられる等、レジャーの特典も充実している。

中途採用は?

■三井住友海上

外資系保険会社とは異なり、スカウトやリクルーター制度はあまりありません。

面接は通常3回、行われます。

志望動機や、自己PR、長所と短所、家族について、など基本的な事を聞かれることが多く、内容よりも人物重視の採用が行われます。

■損保ジャパン

所長などが自らスカウトすることもありますが、原則はホームページからの応募です。

面接は人によって異なる回数、行われます。

突拍子もないことは聞かれませんが、人物だけでなく、学歴や職歴も重視した採用が行われると言われており、これまでの営業経験を聞かれることも多々あります。

三井住友海上や損保ジャパンへの転職を考えるなら

どちらも「金融業」なので数字(営業成績)が求められますが、安定の日本企業なので、福利厚生やボーナスの面でも、一生働くのに向いている企業だと言えるでしょう。

また、今後も需要がなくなることがないのも安心材料の一つです。

ただ、その分、人気企業なので内定、中途採用を得るのは簡単ではありません。

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