このサイトは「銀行を辞めたい」「銀行から他の仕事に転職したい」と悩む、メガバンク・地銀・信用組合・信用金庫で働く人に向けて、よくある悩みから退職・転職決定までを、自身の経験から行員の悩みや転職をサポートするコンテンツを多数公開しています。
銀行員向けのサイトを立ち上げた理由は、自分自身も20代後半で大手の都市銀行を4年半で苦悩の末に退職した経験があるからです。
また、ベストな転職活動の進め方が分からず、戸惑い、次の仕事が中々決まらずとても苦労した経験があったので、私と同じように悩みを抱える行員が必ずいると感じたからです。
「銀行員からの転職を成功させたい」
「失敗や後悔のない転職活動を行いたい」
「今よりいい会社に転職したい」
と思っているなら、当サイトの記事があなたの転職活動に何かお役に立てると思います。
- 過酷なノルマや出世競争など、この先何十年も銀行員としてやっていける自信がない
- 銀行の体質に疑問がある
- 銀行から転職したいけど、何から手を付けていいのか分からない
- 転職未経験でどうすれば効率的に転職できるのか分からない
- 35歳からの銀行員の転職先はどうすればいいのか
- どういった職種・転職先が銀行員の転職に向いているのか
- おすすめの転職エージェントや転職サイトについて
という悩みがある20代、30代、40代の銀行員のために「転職に失敗しないためには?」をテーマにホームページを作成しています。
私自身が実際に経験してみて困ったことや、転職に成功した経験を元に「銀行員に多い悩み」「退職時にまつわること」「おすすめの転職エージェントは」など、転職を成功させるためのポイントをまとめて紹介しているので、参考にしていただけたら嬉しいです。
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銀行を辞めて転職する理由は様々
ドラマなどでは「安定した生活を送れる幸せな家庭の象徴」として扱われている銀行員の仕事ですが、近年退職者は増加傾向にあり、入社から3年も持たない行員が増えています。
就職難とも言われるこの時代に安定した銀行員の仕事を退職、転職していく理由は色々ありますが、一体どのような理由で転職していくのでしょうか?
銀行から転職する主な理由としては
- 銀行員の業務内容が向いていない・・
- 仕事内容に比べて給料が少ない・・
- 朝が早く帰りが遅い・・
- 金融商品販売、預金、融資、営業ノルマがきつい・・
- 膨大な事務作業に追われる・・
- 支店長は神様!?体育会系並の人間関係・・
- 髪型など身だしなみにうるさい・・
- 仕事が単調でつまらない・・
- 県外への転勤したくない・・
など辞めて他業種に転職していく理由には沢山の事情があるのです。
銀行独特の空気感に馴染めずに退職するケースも多く見受けられ、規則の厳しくノルマがえげつない金融機関の仕事についていけないと断念することもあるのですが、転職を決意するきっかけは何があるのでしょうか?
銀行員が転職を決断するきっかけ
「銀行を辞めて転職したい」という漠然とした気持ちはあっても、この就職難と言われる時代にせっかく就けた仕事をそう簡単に辞められない人も多く、中々転職に踏み切れない方も多数いらっしゃいますね。
私も辞めて他の仕事がしたいと思ってから、実際に退職するまでに約半年近くの時間を使っています。
メガバンクなど大手都市銀行や上位10本の指に入るような地銀や信用金庫に勤めている人なんかだと「せっかくこんなにいいところに就職できたんだから辞めるのは勿体ないんじゃない!?」と周り(※特に親や友人)から引き留められることも少なくないですからね。
辞めたいと愚痴を漏らしても、友人や家族から「辞めるなんて勿体ないでしょ」と諭されるというね。
では、何をきっかけに銀行を退職し、転職されていくのでしょうか?
退職や転職のきっかけの一つになるのが”転勤”です。
都市銀行の場合は、各支店への転勤は付き物になりますが、同じ県内への転勤ならまだしも、全国に支社を抱えているような銀行の場合は急に地方に飛ばされる可能性もあります。
転勤命令が出た時に将来的に結婚をしたいと考えている恋人がいたら・・・
人生で優先するのはどちらか?と言えば、間違いなく仕事ではありませんね。
仕事なんて無数にありますが、好きな人というのは一人しかいませんからね。
そして、銀行の仕事で退職・転職されるケースが結構多いのが”人間関係”の悩みによるものです。
銀行は完全な体育会系の典型的な縦社会の古い体質が残る企業です。
数億円のノルマを達成している融資課の行員よりも、接待と称し、美味しい食事を食べてゴルフ三昧の支店長方が何倍も偉いので、どんな時でも頭を下げなければならないのです。
そこにいささかの矛盾を感じる銀行マンも少なくありません。
また、銀行業務は個人、又は企業の大切なお金を管理する仕事なので、厳格な管理体制の元にあるので、1円のミスも許されません。
仕事ができる行員に対しては、どんどん新しい仕事やポジションも任されますが、反対に営業成績が悪く、仕事ができない上に、融資や事務処理でミスを出してしまえば、上司からは毎日怒鳴られ叱られ、時には「お前なんて辞めてしまえよ」というような心無い言葉も浴びせられるなど、仕事についていけない人間はどんどん淘汰されてしまうのです。
これは何も銀行だけの話ではなく、一般企業でも起こっていますが、古い体質が抜けない金融機関では上司と部下の人間関係がどこも悪いように感じます。
そんな辛い思いまでして、大手のメガバンクや経営状態が非常に良い地銀や信用金庫で働き続けたいなんて人はほとんどいないのです。
また、女性銀行員の場合は”結婚や出産”を期に退職される人も多いですね。
育休、産休制度は整っていますが、家庭のことを考えれば正社員として銀行で働き続けるのは難しいかもしれません。
そして、転職を決める一番多いきっかけとしては20代の若手銀行員の”給料が少ない”ことです。
一般に銀行というのは花形の職業で、高給取りというイメージがあるかもしれませんが、それは役職がつくなど少し年齢が上がってからのお話で、入社したての20代の新人銀行員の給料なんてほんのわずかしかありません。
「朝から晩まで大変な思いして働いたのに給料はこれだけかよ・・」というのが現実なのです。
これはメガバンクに勤務している人も地方銀行、信用金庫、信用組合などに勤務している方もみんな同じで、「あんなに入社するのに苦労したのに、手取りで貰える給料はたったのこれだけなのか・・」と落胆する人は多いのです。
今はメガバンクに就職できたとしても、3年以内に辞めていく人が30%近くいるという話も聞くので、仕事内容と見合わない給料の場合に辞めていく方が少なくないのです。


ただ、やっぱり銀行を退職、転職するのは勇気が要る
散々「無理!辞めたい!」とは口にしていたとしても、実際に退職や転職を決意するまでにはかなりの時間を要します。
これは何故かと言うと、銀行マンという職業は一つのステータスでもあり、そのポジションを失ってしまうことが怖いのです。
世間一般から見れば、待遇や環境はかなり恵まれ、それなりに裕福で生活も安定しています。
そこまで派手な生活は望めないかもしれませんが、30代、40代まで頑張れば、中流家庭以上の安定した生活をすることはそんなに難しくはありません。
男性の場合は飲み会の席で「○○銀行に勤めてる」と伝えれば、女性は目の色を変えて隣に座ってくるので、実際かなりモテます。
私は容姿に関してそこまで自信はありませんが、「○○銀行」と言うことを伝えると、「えー、すごいですねー!」と目の色変えて喋りかけられるので、こちらとしてもまんざらではありません。
それに、私が銀行で働いていることを伝えれば、ほぼ100%連絡先を交換することができました。
また、銀行を辞めたいと両親に言うと「勿体ない」「辞めてどうするのよ!?」というようなことを言われるので、中々退職に踏み切れないところがあるのです。
「辞めたいなら辞めればいいんじゃないの?」と思われる方もいるかもしれませんが、実際に会社を辞めるというのはそんなに簡単なものではありません。
会社での立場もありますが、何よりこれからの自分の人生に大きく関わることです。
よく考えてください・・・
「つまらない」「面白くない」「合ってない」と感じている仕事を、果たして定年まで働き続ける価値はあるのか?と。
私自身、仕事というのは人生においてとても重要なものという意識があるので「やりたくない仕事を定年まで働くのは苦痛でしかない」と思うようになり、退職を決意しました。
銀行は少し独特な空気感があるので、いくら安定と高給が約束されていたとしても、あの閉鎖された労働環境でずっと過ごせるのは本当にごく一部の人だけじゃないでしょうか!?
もし、以前の私のように同じようなことを感じているのであれば、今すぐ転職を考えるべきです。
金銭的、経済的な安定はあるかもしれませんが、精神的な安定は保証はできません。
それに、落ち着いた心持ちで働けていないなら、おそらくこのまま続けていても給料・年収は横ばいでしょう。
ひたすら耐える人生を選ぶのか?もっと自由に働ける仕事を選択するのか?は全てあなた次第です。
銀行員の転職先にはどんなところがある!?
銀行員時代を振り返ると毎日が辛く、修業の日々でしたが感謝する面も多々あります。
銀行員の仕事はつぶしが利かないとも言われていますが、過去の経験が就職・転職に役に立つことも沢山あります。
なので、銀行からの転職は業種によってはすぐに仕事が見つかる可能性が高いのです。
銀行員の経験を活かせる主な転職先としては
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- 生命保険会社
(プルデンシャル生命、ソニー生命などのライフプランナー)
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- 損害保険会社
(あいおいニッセイ同和損保、東京海上日動などの大手)
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- 証券会社
(野村證券、大和証券、三菱UFJ証券が収益に富んでいる)
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- 投資信託会社
(国内ヘッジファンドである三菱UFJ投信、みずほ投信投資顧問)
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- コンサルティング会社
(ビジネスIT、事業会社、事業再生、組織育成など)
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- 証券取引所
(東京証券取引所、大阪証券取引所、名古屋証券取引所、福岡証券取引所、札幌証券取引所、ジャスダック証券取引所)
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- 広告代理店
(大手だと電通、博報堂、アサツーデイ・ケイ)
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- 出版業界
(売上高では集英社、講談社、小学館が上位を占める)
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- WEB関連の企業
(カカクコム、クックパッド等はかなり優良企業。動画配信サービスを展開している企業も急成長している)
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- 事務職や経理
(銀行での経験を活かせるのでスムーズな転職が可能)
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- 販売などのサービス業
(女性行員を中心に転職する方が多い)
銀行員の転職先としてはこのように金融関係の企業が多数ありますが、私の周りを見ると男性は金融機関へ転職される方もいますし、最近だとWEB関連の企業に転職される方も増えており、女性は事務職や経理への転職が多いですね。
営業が得意な方は金融業界の営業職を希望されますが、反対に事務作業が得意な方は事務職として転職されていくのです。
そして、最近特に目立って多くなっている業界がWEB関連の企業です。
動画配信サービスを運営している企業や、アプリケーションを開発している企業、WEB制作を主とした企業などへの転職も目立ってきています。
WEB媒体をメインにしている企業はかなり儲かっているので、銀行マンのような優秀でキャリアのある人材が欲しい企業が引く手あまたなのです。
他にも窓口業務や融資の接客経験を活かし、販売などのサービス業を希望される人もいます。
このように銀行で働いてきた経験を活かせる仕事というのは沢山あるのです。
「転職して良かった!」と思える求人の探し方のポイント
行員の経験を活かせる仕事や業界は沢山あっても、希望する企業に就職できなければ全く意味はありません。
ヘッドハンティングなどで転職する企業が決まっているなら問題ありませんが、例えば、事務仕事で今よりも給料が高いところを探しているというような場合だと、条件に見合う求人を探すことはけっこう難しいですね。
それに、とりあえず他の仕事に転職できても、また人間関係に悩むような職場に転職してしまい、失敗してしまうようでは意味がないのです。
ですから、転職を成功させるには求人の探し方が重要になってくるのです。
おそらく、多くの方が次の仕事を探す場合に利用するのは”ハローワーク”
私は銀行を退職してから転職活動を行いましたが、最初の内はずっとハローワークで求人を検索していました。
金融関係の仕事を第一に希望していたので、数多くの求人に目を通していましたが、中々良い待遇の求人はありません。
あっても誰でも入れそうな保険募集人の募集くらいで、自分が希望するような求人はとても少なく、仕事探しでとても苦労しました。
次の仕事が決まるまでどのくらいの期間がかかったのかと言うと、退職してから実に5カ月という長い時間を無駄に使ってしまったのです。
幸いある程度貯金していたので、お金が底を尽きるようなことはありませんでしたが、同じような思いは絶対にしてほしくありません。
銀行から転職を成功するためのポイントは
1 退職前に次の仕事を決めること
2 転職支援サイトを活用すること
この2つが重要なポイントになるのです。
転職未経験ならサポートのある転職エージェントを利用しよう
私が辞める時にこれだけでも知っておいたら、もっと簡単に仕事も見つかっただろうなと思ったのは「転職エージェント」をもっと早くから利用しておくべきでしたね。
求人サイトには主に求人が閲覧できだけの転職サイトと、就職までをサポートしてくれる転職エージェントの2種類あります。
「どっちがおすすめなの?」とよく聞かれますが、これはどちらも並行して利用するべきで、転職した経験が無いならサポートしてもらえる転職エージェントを活用するべきでしょう。
ハローワークでも転職支援というのはしてもらえますが、サポート力としては少し弱いです。
転職エージェントでは会員限定サービスとして一般には公開されていない”非公開求人”というのを多数掲載しているというメリットがあります。
ハローワークや求人誌を眺めていて「どの求人もそんなに変わらないな」とか「そんなに給料が高い求人はないんだな・・」と思ったことはありませんか?
実は待遇の良い求人というのは非公開求人に集中しているんです。
転職サイトや転職エージェントが多数あるのは知っていましたが、ハローワークとの違いは、私も登録するまで知りませんでした。
実際に登録してみると「年収500万以上可」「経験者優遇」「土日祝休み・年間休日120日以上」こういったものが沢山出てきます。
利用した時に一番に思ったのは「もっと早くから使っておけば良かった」ということです。
実際、待遇の良い求人があるというだけでなく、退職時から転職まで分からないことがあればサポートしてもらえるので、今から転職をするような人には、もっとこういったサービスを利用した方がいいということを声を大にして言いたいですね。
銀行員を辞めて新しい仕事に挑戦するのは、あなたにとって人生のターニングポイントだと思います。
これからあなたがどのような仕事を選択するかは全て貴方次第です。
悔いのない転職活動を行ってください。
銀行員におすすめの転職エージェントはマイナビエージェント
銀行員の転職で1番重要なのは、「今より働きやすい会社に転職する」ことです。
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